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稲葉と神津は歩きながら寮へと戻っていた。
「さっきの子、高梨 千紘君。かわいいでしょ。オメガの子でね、予約するとやらせてくれるんだよ。」
そっと、ささやくように神津に向かって話してくる。
「神津、あの子好みでしょ。」
稲葉はにこにこ笑いながら続ける。
「あっちもいい感じだったよ。」
「ビッチは好きじゃない。」
神津はそう言って先にすたすたと歩きだした。どんなけ容姿が好みでも誰とでもやるようなビッチじゃな……
そう思いながら部屋へと入り授業の用意をして鞄を持って校舎へと向かった。
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