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2週間後、大学の講堂に入った時、黒髪のかぐや姫を見つけた。
僕と目を会わせると彼女から近づいてきた。
「ねぇ、その隣の席空いてる?次のお迎えが来るまで帰れないの。」
そして僕のペットボトルの水を指さして
「飲んでもいい?」
僕は彼女にそれを手渡した。
そして、やっぱり彼女はペットボトルの水が「美味しい」と言った。
僕の果たしている役割が何だかわからないけど、彼女の笑顔に優越感を覚えている。
『竹林の湧水』は日本のどこにでも売っているけど、わざわざそのために彼女が僕に会いに来るなら、また安売りで買い溜めしておくことにした。
終わり
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