月鏡

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天へ昇る美しき夢 果てぬ闇夜 照らし揺れる 穢れ憂う気高き光へ 大地に這う強さ示す いにしへの声よ 消え失せてもまた生まれ続く 束の間の別離 君が背を向けても 月鏡 浮き世映し太古の闇を持つ 春嵐 花を散らし乱れ舞う魂 不滅の声が響き定めに立ち向かう 言霊 時を巡り美しき君へと 天伝ひて 詩よ果て無く 天つ空へ 想い放とう 荒れた地にも天からの水 降り注いで鎮めて行く 君が嘆く暗闇さえも いつの日か終わるように 君が行く道の 黒き影を全て引き受けて 焼き滅ぼしたいと焦がす想い強く 遊星 空に惑い大気に身を尽くす 春暁 夜は明けて目覚め呼ぶ命よ 不朽の夢を抱き定めを打ち払う 言ノ葉 空を駆けて愛しき君へと 天乙女 花を散らした 天つ風よ 髪を揺らして いにしへの詩よ 魔に堕ちても尚惹かれるのか 永久の地獄 君が手を伸ばした 月鏡 憂き世映し太古の闇を抱く 春風 華を散らし乱れ舞う魂 不滅の詩が続き定めに挑み行く 言霊 時空巡り美しき君へと 甘伝ひて 詩を再び 天つ空へ 鳴り響かせ……
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