Chapter2 ヤーキーズ・ドットソンの法則

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8時半を過ぎた頃、きょんと一緒に学校へと向かう。 今日は午前で授業が終了する。 授業の後、私達は何をするのか。 普通の女子大生は、ショッピングやらカフェでお茶をしに行ったりするんだろう。 でも私やきょんと言えば、うちは『研究バカ』が多いと言っていた通り、私達もその括りの中に居る。 ひたすらゼミの研究室にこもるのだ。 ここは仮にも『日本の最難関大学』と言われるところだ。 わりと文系の人たちは、言っちゃ悪いが普通の女子大生らしい生活を送ってる人が多い。 法学部の弁護士目指してる人たちは忙しそうであるが。 しかしながら私達理系の人は、そういうものと無縁な人が多かったりする。 (なので、正直きょんの見た目は少しうちの学部では浮いていたりもする) 理系と言えば、キツいとか遊べないだのそんなイメージはあると思う。 私だってそうだ。 いつも家に帰ったら、寝るまでひたすら授業のレポートに追われる。 なるべく夜の7時までには帰るようにしているが、一通りの家事が終わるとずっと机に向かっている。 息抜きにギターを弾いたりはするが。 (なので家に持ち帰ってるとも言える) 他大学の人たちに聞かれたことがある。 「みんな研究室で徹夜とかするんでしょ?」って。 答えはイエスであり、ノーでもある。
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