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プロローグ
親愛なる若者たちへ
私にも高校生の頃がありました。そして、今、あなた達はまさにその時を生きている。もう二度とない今を生きているのです。
将来というのは、いつも、誰にもわからないものです。それでも、科学技術の更なる進化、世界中の人々の価値観の変化、これまで積み重ねてきた歴史というものが作用し、新しい世界が将来には広がっているのだろうと推測します。
あなた達より少し早く生きた私の描く作品が、もしあなた達の何かの役に立つのなら、これ以上の喜びはありません。
色々なことを知り、色々なことを経験し、色々なことを考え、最終的には自分の力で進むことになります。あなた達へのメッセージを送る私もまた、あなた達に負けないように私の二度とない今をまだまだ生きます。
将来に向かって一緒に今を精一杯、生きませんか。
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