147人が本棚に入れています
本棚に追加
/84ページ
理不尽極まりないけれど、話を進めるしかない。
「で、じゃあそれにしたって、あれだけ大喜びで転職して、たった何日かでギブアップって酷くない?」
「それは会社が悪い!思っていたのとは違った。仕事の教え方が悪かった。俺は吃りまで出て、このままじゃ会社に殺されるからだ。」
おできが選んだのは営業職。
社会人になって1番最初に就職した時に、営業をやっていたらしい。
確か、職場で大喧嘩して1年程で辞めたと聞いている。
「あの時は変な上司がいたから続けられなかったけど、俺は本当は営業がやりたいんだ。」
と言って、今回営業職を探していた。
で、営業マンとして採用され、教えられながらとりあえず電話営業をしていた模様。
最初のコメントを投稿しよう!