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ヒカリは驚いたような、でもとても嬉しいような感情だった。
「うん。ヒカリちゃんに着けてほしいんだ!」
照れながらもヒカリの表情から内心ホッとした。
「ありがとう!嬉しい!早速着けてみてもいい?」
「もちろん!」
こんなに喜んでくれている事に佳輝の心はとても嬉しい気持ちでいっぱいだった。
「わぁー綺麗!・・あっ、ヨシ君も着けてるだ!お揃いだね!」
佳輝もこっそり自分の指に着けていたのだ。
「あっうん。お、お揃いだね!」
佳輝のプレゼントペアルック作戦は見事成功したのだ。
しかしヒカリに悟られてはいけないと話をすり替えた。
「こ、これで悪いことに手を染めても僕はヒカリちゃんを見捨てたりしない!これがあれば繋がっているような気がするんだ。一心同体!必ず成功させよう!」
これから行う悪いこと困難な壁を共に乗り切ろう、という意味で言った。
「うん!必ず成功させようね!」
ヒカリは笑顔で答えた。
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