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寄生虫とは、生物に寄生する生き物のうち、虫に分類されるものを指す。
寄生の部位によって、体の表面に寄生するものを『外部寄生虫』
体内に寄生するものを『内部寄生虫』という。
『寄生虫』と言ったときは、おもに内部寄生虫のことを指すのが一般的だ。
寄生虫に寄生される生物を宿主(または寄主)と呼ぶ。
また、寄生バチや寄生バエのような寄主を食い尽くす生物を捕食寄生者と呼ぶが、本当に恐ろしいものとは――――
『宿主の身体をコントロールする寄生虫』
宿主にたどりつくため。
あるいは 生殖活動を完結させるために、宿主の身体をコントロールする。
そして、そういった寄生虫の殆どが「人間の脳」を好むのだと。
それは何故か?
人間の脳は、「脳脊髄関門」というバリアシステムを持ち、常に無菌状態を保っている。
要するに、自分達にとって“敵”がいないのだ。
こんなにも安全で、尚且つ、宿主の行動・振る舞い・思考を変えるよう、直接アクセス出来る場所はどこにもないのである。
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