ヒヤリシロップ
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ヒヤリシロップ
左の耳に流れ星が突っ込んだ。 ひんやり冷たくて時折思い出したように音が鳴る。 いちごシロップを飲んだら慌てたように右の耳から飛んでった。 ほんとの話だよ。 ご覧、あの流れ星は僕を舐めていったのさ。 そうとも、ほんとの話だよ。
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