真実

2/3
前へ
/40ページ
次へ
                        事務所に帰ってきた俺たちは 事務所の奥に寝泊まりする小さなスペースがあり、その場所に真紀さんを案内すると、龍平の着ていたジャージの上下を渡した。                                          「------何これ。」                                      「龍平のやけど、そのままで寝たら服しわしわになるやろ?」                                         「------------。」                                       「------真紀ちゃん、大丈夫?」                                「------------------。」                                      「美紀さんが心配なんやろ?俺らに任せて安心して寝とりや。」                                       「お父ちゃんはホントに見つけれるん?店も取り返せるん?」                                         「------うん。真紀ちゃんは店取り返したらどうしたいん?」 
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加