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「まぁ隠すつもりはない、ただあいつが幸せになっていくんが許されへんだけや。お金を少し貸して欲しいとあいつの旦那が頼みに来たとき、あいつの幸せをぶち壊そうと思ったんや。」 「------なるほど。」 「まぁ後は旦那がいなくなったらいいんや、それであいつは俺のもんや------。」 俺の体から血が逆流する感覚になり、久しぶりに吸血鬼の血が目覚めるのがわかった。話が終わるのを待っていられない、そんな衝動に襲われた。 「な------なんやお前は------。よく見ると目が------。」
そう言ったと同時に、首のあたりを掴み体を持ち上げると、 「うわ~!!------な----な-----っ------。」 「------下衆が------しばくぞ。」 「------命が惜しかったら、今すぐ美紀さんの旦那の店を返せや。」 「------あぁ------おどし------か------。」 「脅しと違う、命令や。お前は今から店を美紀さんに返し、警察に自粛しに行くんや。」
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