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俺が吸血鬼としてもっている能力の一つとして、血を吸った相手の心を操る能力。美紀さんの弟さんの体を持ち上げたまま、肩のあたりにかぶりつき血を吸った。 「うわ~!!なっなにするんや!」 「これでいいんや。今から言うことを実行してもらう。」 言われたとおり、店舗契約した書類と一筆書いたものとを持ってくると、俺に手渡した。それから弟さんの体は自然と外に、そして近所の交番に入って行くのを確認すると、俺はJRの駅に向かって歩いて行った。岸辺の駅につくと、美紀さんの家に向かって歩いていると途中、龍平と真紀ちゃんに会った。 「おっ------慎二。」 「龍平、真紀ちゃん、お帰り------。」 「何かあったん------?」 「-----何もないで。」 美紀さんの家に着くと、美紀さんに弟さんの企みをすべて話、店舗契約書類を美紀さんに渡した。 「何から何までありがとうございました。」 「まだ俺たちの仕事は終わってへんで、次は旦那さんを見つけなあかんで。」
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