裁き

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マンションの管理人からの通報により、駆け付けた警察官。 部屋で亡くなっている住人を発見し、その状況からただ事ではないと思ってすぐに来てもらったのだった。 何十か所と刺され、大量に出血し亡くなっていた。 惨殺な事件。 だが、それ以上に警察官を驚かせたのが亡くなっていた人物だった。 判別出来ないほどに顔も傷つけられていたが、その部屋に住んでいる住人の名前やDNA鑑定から、特定することが出来た。 被害者は前にある事件で無罪になった男だった。 決定的な証拠がなく、状況からだけでは殺人を犯したとは断定出来なかったために、罪を免れる結果となっていた。 「やっぱりあいつがやったんだ。だから天罰が下ったんだ」 「スッキリしたわ」
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