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ラサ:あ、思い出した! 御先祖様はラサっちゅーアイザス王国の無敵の将軍やったって、クッソ長い家系図を見た記憶があるで!
心の声ラサ:俺の名前も、その将軍に肖ったらしい。
アイリス:思い出して頂けましたか、嬉しい‥‥!
ラサ:ちょっ!
・アイリスに、いきなり抱きつかれて硬直するラサ。
心の声ラサ:幽霊やけど触れるんやな。冷たいわけでもなく、足以外は普通の人間と大差ない。
着物姿で分かりにくいし、失礼やけど‥‥言わせてもらうなら、バストは、それほどでもないかな。
ラサ:ちょい一緒に来てくれや!‥‥って、重っ!?
・これまたべらぼーに重い大剣を襷掛けに背負って、左手には盾と鞘に収めた刀。
右手はアイリスさんを引っぱる。
心の声ラサ:近代日本史で習った記憶が合ってれば、昔は銃刀法って法律があってんけど、西暦2121年マザーコンピュータの反乱で、人間は常に機械に監視されてるねん。
そして人間の作れる銃や刃では、機械に対して効果が薄く見逃されるようになったんや。
アイリス:何処へなりと、お供致しますわ☆
・人間よりロボットの方が多い街の中を駆け抜ける二人。
ラサ:うっはぁ‥‥大剣も盾も重すぎる‥‥何キロあるんや、これ。
アイリス:こうして二人で駆け回るのも久しぶりですわね。わたくし、ドキドキしてしまいますわ☆
・息切れし始めているラサと楽しそうな笑顔のアイリス。
心の声ラサ:アカン‥‥なんや、この輝く花ような笑顔は‥‥息切れして吊橋効果みたいになっとんとちゃうか?
でも、悪いけど、俺には心の決めた人がおるんや‥‥!
・画面は切り替わって、研究所にいる女性に焦点が当たる。
心の声エフィ:現在、西暦2238年の初夏。
地球は統括マザーコンピュータの支配下に置かれている。
そんな中で、統括マザーコンピュータに対抗すべくスーパーロボットを開発している科学者。
私は、江布衣鈴。
通称エフィ博士と呼ばれているわ。
スリーサイズは、バスト95センチ・アンダー67.5センチのHカップ・ウエスト63センチ・ヒップ86センチ。
我ながらナイスバディを保っているのは、私が開発したアンチエイジング&バストアップマシーンの賜物よ。
年齢と体重はヒ・ミ・ツ☆
残念ながら独身で彼氏も居ないわ。
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