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私はここで、頑張っているんだよって、誰かに認めて欲しかった。
誰かに見て欲しかったの。
見てるよって、言って欲しかったの。
(あぁ、わたし)
それを貴方が言ってくれた。
本当は貴方が見ていてくれた。
貴方がずっと、ずっと――――
(ちゃんと見てもらえてたんだ)
金森は目の前にある肩に額を押し付け、またポロリと滴を零しながら、
「あり、がとう」
小さくそう、呟いたのだった。
Look at me.
(今度は私が貴方を見ていても、いいですか?)
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