プロローグ

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 ちょっと長くなったけど、 私達の住む世界のことわかってくれたかな?ちなみに、 「第二次」っていうのは昔の呼び方の名残みたい。 ご先祖様には第一次性徴(生殖器に見られる性差で、 性別を決定する)っていうものがあって、 第二次性徴は今と同じような年代に来てたみたいなんだけど、 今は両方が一度に来ちゃう感じね。  さて、 じゃあ、 ここからが本題。 最初にも言ったように、 これはSF小説じゃなくて私の青春の記録なのです。 つまりね、 恋しちゃったってこと。 人の恋愛話なんてつまらないっていうなら、 残念だけどあなたとはここでサヨナラ。 またどこかで会いましょ。 私の話を聞きたいっていう心優しいあなたは、 大歓迎!これから何十ページか、 お付き合いしてね。 きっと、 後悔はさせないわよ(ウィンク)。
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