それは、夢の国で――
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「ああ」 瑞樹は何も言わず、いや、正確には何も言えずに、メリーゴーラウンドの回転で首を絞められていく。そして最後の回転に入った時―― 「きゃああああ」 後ろの馬に座っていた女の子が悲鳴を上げた。空中に、瑞樹の首が舞う。 「ははっ。もうここも夢の国じゃないんだよ」 友樹はその悲鳴を上げる女の子に向けて笑い掛けると、そのまま自らの心臓にナイフを突き立てていた。 終わりは夢の国で、永遠の闇の中へ――
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