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カフェの中は多くの人で溢れていた。
僕たちはそれでもなんとか空いてる席を2つ見つけると、足早に席に座った。
席に座ると、俺はたった今買ったばかりの飲み物に手をつけた。甘さ控えめのカフェラテだ。
随分と長い時間歩いたので、冷たい感触が喉に染み入る。やはり甘さは控えめで正解だった。
彼女も同じように早速飲み物に手をつけているようだった。彼女はクリームが上に乗ったものを注文していた。
それを美味しそうに飲む姿は、可愛いらしく見えて、女子力高いなあ・・・。
なんて事を何ともなく上の空で考えていたりすると、ふと近くの女子高生が会話する声が耳に入った。
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