第三話「遭遇! 残念部隊」

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 すべてを聞き終えてノボウスはそう呟いた。 「別位相……そういえばザウィンも位相がどうのって言うとったな……」 「そうですね、では今度は我々の、貴方の世界からすると別の世界の話をしましょう」  そう言うとノボウスも手元の冷めたブラックコーヒーを呷る。  長くなるぞ、という予感がした。これはもう笑美だけではなく皆がしている予感である。ここではあえて皆が誰とは言うまい。だが一つだけここに記すとすれば、あとで要約だけはするので飛ばしても全然構わないということだ。  具体的には8ページほど飛ばしていただくと快適に読み続けられるはずだ。
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