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終章 ††逃走††
やっぱり…あれはゲオルグだったのね…
このままじゃ…いけない
うん、決めた…返品しよう
こんな怖い人形はいらない…
あたしはゲオルグに近づきまずは
腕を取り外すためその肩に手をかけた
あ、あれ…外れない…なんか
人間みたいに関節がくっついてる?
いくら引っ張ってもとれない
″彼″の首が急に動いてこちらに振り向く!
球体関節人形
ゲオルグ
「なぜだ…どうして
わたしを解体しようとする?」
ひっ…!
も、もうだめだ!
あたしは身の危険を感じて旅行鞄を手に
洋服とか最低限必要な小物をぶちこんだ…
もう、無理…″彼″とは一緒にいれないわ!
リビングでソファーから立ち上がるような
音が聞こえ、ゲオルグが寝室に入ってきた!
あたしはパンパンな旅行鞄を
ゲオルグにぶつけ体当たりした!
あたし
「そばに来ないで…!」
″彼″は旅行鞄の下敷きになり
あたしはすぐに旅行鞄を手にして
玄関から飛び出す、自転車も今はいい
この鞄があるし邪魔なだけ…
あたしは近くを通りがかった
タクシーを停め乗り込んだ
職場のデパートの近くにはホテルがあった
しばらくそこに滞在しよう!
運転手
「お客さんどこまで?」
あたしは行き先を告げ
目的地へ向かった。
††end††
(誠に勝手ながらネタ切れのため
打ち切りさせていただきます…
この後、彼女と人形がどうなったかは
ご想像にお任せします。
ここまでご覧になってくださった
読者の皆様、ありがとうございます
良ければ他の駄作も
読んでいってくださいませ♪)
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