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「そんな男、結婚しなくて正解だよ。というか、結婚しないでくれてよかった。そんな男と結婚したら私の人生もっと最悪になってたよ。むしろ別れてくれてありがとうだよ!」 私は泣いていた。 「なんであんたが泣くのよ」 「だって」 いつの間にかブランコを漕ぐのを止めていたちーちゃんは、私の顔を見て笑っていた。 「だって、何?」 「だって、ちーちゃんは私だから」
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