第1章

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「いくらしてもしたりない。」 「バカ!いつまで盛ってんのよ。」 「死ぬまで。」 いつもの会話を聞きながら、愛されてることをまだ実感する。 高村くんはぶれない。いつも私にアマアマで、溢れんばかりの愛を注いでくれる。 幸せ過ぎて、いつか幸せがスルッと手からこぼれ落ちないか、時々不安になる。 そんなことあるはずないのに… バカだな私は 不安を打ち消すように温もりに頬擦りをした。
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