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おじさんはオレにクリアファイルに入った情報をオレに手渡した。 「これって、一度…」 「なんだか若い子には人気なんだよ。  それに便乗して湯船、増設したんだよ」 おじさんはまたささやかな事業拡大に成功したようだ。 ひと仕事終わって、ついでにサッパリしてそして癒され、 風呂を出てから暫し休憩して、 オレは様子を確認するために、営業の始まった現実世界(リアル)側の男湯に入る。 異世界(アナザーワールド)側である女湯も出入り自由だときっと天国だと感じるが、 ほとんどがお婆ちゃんなので、それほど役得とも思わない。 それに逆に喰われそうで怖い。 だがっ!! 幼なじみ、元や現のクラスメートの女子や 近くの豪華高級マンションに住む キレーなオネーサンたちがかなり頻繁に利用する。 当然、オレがバイトをしている事も知っているので、 店先の掃除などをしていると、 「のぞくなよっ!!」 と、顔見知りにはほぼその都度威嚇される。 まあ、この幼なじみの場合、顔はキツくてオレ好みだが、 ヒンソなバスト《 貧 乳 》をしていらっしゃるので論外だ。 もっとも、それをはっきりと言った事は断じてないっ!! 遠回しに言った時、フルボッコにされたので、それもやめることにした。 オレは確認が終わり、簡単な掃除や片付けをして、     
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