0人が本棚に入れています
本棚に追加
おじさんはオレにクリアファイルに入った情報をオレに手渡した。
「これって、一度…」
「なんだか若い子には人気なんだよ。
それに便乗して湯船、増設したんだよ」
おじさんはまたささやかな事業拡大に成功したようだ。
ひと仕事終わって、ついでにサッパリしてそして癒され、
風呂を出てから暫し休憩して、
オレは様子を確認するために、営業の始まった現実世界側の男湯に入る。
異世界側である女湯も出入り自由だときっと天国だと感じるが、
ほとんどがお婆ちゃんなので、それほど役得とも思わない。
それに逆に喰われそうで怖い。
だがっ!!
幼なじみ、元や現のクラスメートの女子や
近くの豪華高級マンションに住む
キレーなオネーサンたちがかなり頻繁に利用する。
当然、オレがバイトをしている事も知っているので、
店先の掃除などをしていると、
「のぞくなよっ!!」
と、顔見知りにはほぼその都度威嚇される。
まあ、この幼なじみの場合、顔はキツくてオレ好みだが、
ヒンソなバスト《 貧 乳 》をしていらっしゃるので論外だ。
もっとも、それをはっきりと言った事は断じてないっ!!
遠回しに言った時、フルボッコにされたので、それもやめることにした。
オレは確認が終わり、簡単な掃除や片付けをして、
最初のコメントを投稿しよう!