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いつものルナなら客の乱暴な行為を決して許さない。だが今は、髪を引っ張られる痛みさえ気持ちいい。
「お願い、早くいれて。中に、ください」
壊れるまで抱いて欲しい。
卑猥な言葉を繰り返しながら涙を浮かべて懇願すれば、客は満足したように笑いながらルナの蕾を貫いた。
「ああっ」
待ち望んだ奥を穿つ熱にルナは悦び、声を上げた。すでに濡れそぼっていた秘所は熱棒を容易く最奥まで飲み込む。粘膜を擦られる感触に身体が震え、もっともっとと貪欲に収縮を繰り返す。
足りない。まだ足りない。
「はげしく、突いて。奥、いっぱいにして」
「いいね、発情Ω。最高の雌だよ」
そうだ。発情したΩは野生の獣と同じだ。だから、あんたもただの雄に堕ちろ。
愉悦に満ちた笑みを浮かべると、ルナから放たれるフェロモンの香りが濃さを増した。
ルナが意識を保ったのは、ここまでだった。
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