春待ちの木々
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林田は声を落として唸るように言った。 「森田だって自動車通勤だろ? 同じじゃねぇか」 「ちゃっかり一緒にしないで」 「ちゃっかりじゃねぇよ。木下こそ別にすんな」 私は隣に並んだ長身を見上げ、べぇと舌を出す。 「一緒にして欲しかったら……」 「おはよ。朝からなにやってんの」 言いかけたところで、入り口から出てきた人に声を掛けられた。 噂をすれば森田くん。 (朝から格好良い)
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