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「おいッ!切!」
威勢の良い声を上げ、教室に千場 流が入って来た。
「…あぁ…めんどくさいのが来たわ…。」
そして、教室に入ってきた彼は金髪が特徴で見るからに性格が軽い風貌を表すほどである。
そして、全く周りに気を使わずにいきなり乗り込んで来て大声を張り上げたのが彼、千場センジョウ 流リュウ。
ここ恵比寿にある美容師育成学校 united beauty school「ユナイデットビューティー学園」で知り合った少しめんどくさいが、たまに出る突拍子のない感性が目を見張るもう1人の友である。
神鳥 切(コウドリ セツ)、須堂 恵(スドウ ケイ)、千場 流(センジョウ リュウ)の3人は良く放課後の時間を使いカットバトルや練習、知識の共有などをいつもしているが、今日の千場 流は気合が入っていた。
「めんどくさいとか言うなっ!わかっとるわっ!今日こそはお前にカットバトルで勝つから俺と勝ぶっ……」
「嫌だ!」
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