レベル2…難易度3…

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前回迄、8月3日、深夜… 三ヶ月前、、私雪村こずえは真夏の深夜に、あるマネーゲームに参加した、与えられた課題をクリア出来れば賞金が貰える、極単純で解かりやすいゲームに… そのゲームは私を含め5人のプレイヤー達が挑んだ、メンバーは霧谷裕人、雨宮郁子、風間大伍、神雷薫子、みんな幼稚園時代からの幼馴染みだ 、 ゲームの場所は校舎で使われていない教室、言うなれば曰く付きの教室で行われた、 その教室名は 2年F組… 何故そんな教室に出向いたかと言うと、、それはお金儲けのゲームをする為、 ゲームの名前は学園裏サイト、「レベルギフト、」通称バベル… バベルの塔のようにそのレベルは100迄とそびえ建ち、貰える賞金は倍々に上がって行くところから付いた名だ、 そして私達は、、、レベルギフトゲーム、、レベル1に挑戦した、、、賞金は50万円、、 ペットボトルの水を半分しか飲んではいけないと言うこのゲーム、極単純なゲームだが時は真夏、そして猶予は三日間、私と霧谷裕人は案外簡単に終わったど、 雨宮郁子と風間大伍はなんとかギリギリセーフのゲームクリア、 そして、神雷薫子は失格し、 あり得ない話しだが、一階の教室のドアから転落し、行方不明になった 賞金の五十万円は、約束通り明朝、裸のまま机の中に入っていたけど こんなお金貰ったって、嬉しい筈がない、、 そして二度とこんなゲームなんかするもんかと思っていたんだけど、 私達四人はまた強制的に参加させられ、あの2年F組へと向かっていた、
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