弦
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「弦さん!ただいま」 寒かったのだろうか。 鼻の頭を赤くして、コートの衿を立てたまま凪がぱっと笑む。 待っててと言いながら急いで着替えてきてくれたのは嬉しいが、肝心なことを忘れている。 「手洗いとうがいもね」 凪は一瞬の間を挟むと、カレー染みのリスクを告げて洗面所に走っていった。 「どっちも子供みたいだなぁ」 小さく漏らす声は、凪には聞こえていないだろう。
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