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要注意の時間帯は、勤務先などから帰宅してまもないときだ。
外の世界のさまざまなストレスにさらされて、
導火線に火がつきやすくなっている。
既にうっかり、どこかの誰かが点火していることも。
カウントダウンが始まったら、なす術はほとんどない。
こちらが黙っていたって、爆発してしまう。
そして、私を知り尽くした、かしこい彼の「爆風」は、
こちらの一番手薄い部分を
容赦なく、ピンポイントで攻撃する。
しかも、だいたい理不尽に。
そうなれば、こちらも相応の爆弾を用意せざるを得ない。
華々しく、犬も食わない世界大戦が開戦されることになるのだ。
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