389人が本棚に入れています
本棚に追加
/347ページ
起きて、誰もいない英語準備室をでた。
その頃にはもうSHRの時間だった。このまま指定された場所に行ってしまおうと思う。
誰も見てないことを良い事に、バンバン階段を飛び降りたり、最終的には窓から飛び降りて、目的地に向かう。
流石にまだ誰も居ないけどな。
親衛隊でもちゃんとHLには出るみたいだ。
…この倉庫は、所謂曰く付きなんだよなー、確か。
なんでも、多くの生徒がここで制裁されて、ここで自殺したんだと。
そのせいか、おどろおどろしい気がする。
………すごくボロくて立て付けが見るからに悪そうなのも手伝ってるだろうが。
風を受けるだけで、ギイギイと軋んでるし森の半ばにあるから、薄暗い。
こういう所、結構好きだ。音は要らないけどな。
最初のコメントを投稿しよう!