あ行

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え え。 えを思い浮かべると、何故か勝手に脳内変換で漢字で「柄」になる。 柄で思い浮かぶのは、左右柄の長さ二本分はなれる、だ。 これは林業科の山での実習、下刈りのお約束。 下刈りは分かりやすくいうなら、畑や庭の雑草抜きの山バージョンだ。 ただし、山なので、植林した杉や桧以外の木の若木もある。 草だけでないのだ。 で、下刈り鎌で山の下から山頂に向かって、ひたすら刈りながら登る。 むらなく刈るように一列に並ぶのだが、この時の距離感が柄の長さ二本分となる。 鎌ですからね。 刃物ですよ。 しかも下刈り前にやはり授業で各々鎌研ぎしてますから、怪我がないように十分間を取りつつも、はぐれないように見える距離でという距離感で。 柄。 柄を思い浮かべると、こんなことがぷあぷあしてます。 ちょっと死神気分だったな。
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