愛される自信を君にあげる

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 足を開かされて、グッと折り曲げられる。三条課長の顔が下肢に近づき、あたしは恥ずかしさから身を捩った。胸への愛撫だけでシーツにシミを作るほどに濡れてしまった、秘部が三条課長の眼前に晒される。 「やっ、です……」 「ちゃんと慣らさないとね。痛いことは絶対にしないから」  掴まれた足は閉じることを許さない。トロトロと蜜を垂らし続ける蜜壺に、ぬるりと湿った舌が這った。身悶えてしまうほどの強烈な快感に、あたしは悲鳴じみた声を漏らす。 「ひっ、あぁぁっ」  愛液をすくい取られ、塗りつけるように敏感な花芯を弄られた。ざらりとした舌が陰核を捉えるたびに、あたしの身体は生きのいい魚のように跳ね上がる。 「あっ、あぁぁあっ……それ、やぁっ」  つま先がピンと張り、いやと言いながらも三条課長の舌に押しつけるように腰が揺れた。陰核は赤く腫れ、舌で愛撫を加えられるたびに蜜壺からは新たな蜜が噴き出した。  舌の先端でチロチロと舐められ、陰道の奥がギュッと締まった。自分の目では見えないが、膣口がヒクつき口を開いているのは彼の目には明らかだろう。 「んんっ、ふぅっ……舐めちゃ……変になるからぁっ」  早く奥を埋めて欲しくて仕方がなかった。からっぽの陰道がきゅうきゅうと締まり、彼を求めて蠢く。  舌で花びらを拡げるようにかき混ぜられる。溢れ出る愛液を舐めとりながら、舌は襞をかき分けて蜜壺の中へと入ってきた。 「あぁぁっ!」     
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