第1章

2/8
4人が本棚に入れています
本棚に追加
/38ページ
その夜、二人で食事を終えてマッタリタイム 「向こうのお家でシャワー浴びたの?」 「寝る前に浴びたよ。」 「洗濯物があるんじゃない?」 「ああ、忘れてた。それに埃も貯まってたな。」 「私、休みの時、掃除しとくよ。」 「ああ、でも夕貴だって忙しいだろ?無理しなくていいよ。」 「じゃあ、家政婦さんに1度掃除を頼んでみようか?私の方が早く帰ることが多いから、お願いしとくね。」 「ああ、じゃあ鍵を渡しとくよ。」 そういえば向こうの家に入ったことがない。 「向こうの家、見てみたい。」 「いいよ、いつでも見て。ここより狭いけど、1人で住むには広すぎる。ずっと使ってなかったから、埃だらけだけだよ。」 「明日は打合せに行ってお昼過ぎに帰るから、一緒に入って、お願いするね。」 「うん、よろしく。」 そういって腕が体に回され、優しいキスが落ちてきた。
/38ページ

最初のコメントを投稿しよう!