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次の日、
昼食を取りながらの打合せを終えて、2時に家についた。
ワクワクしながら、最上階に上がり
いつもと違う方向に歩いてフェンスを開けて家の前にたった。
高村くんが1人暮らしをしていた家だ
貰っていた鍵を差し入れてワクワクしながら回してドアを開ける。
中に入ると部屋数は隣と同じで3つある。が、リビングダイニングは向こうより狭い。こちらも窓が大きくて、絶景が広がっていた。
壁はオフホワイトで統一してあって、モスグリーンの遮光カーテンがかかっている。
床はダークブラウンで、家具も黒で統一されていて、男のへやって感じがする。
家具の上には埃が積もって白っぽくなっている。
やっぱり掃除が必要だけど、余計な物が無く掃除はしやすそうだ。
寝室に入ると、起きたままの状態で布団はめくれ上がり、クシャとしている。
シーツも変えた方が良さそう。
クローゼットを開けると、引き出しの中に新しいシーツが入っていた。それをベッドの上に置いて、クローゼットを閉めた。
女の気配は何も無く、嬉しくて思わず頬が緩む。
美鈴さんに相談してみよう
そう思いながら隣の家を出て、住み慣れた家に帰った。
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