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母親は編み物教室の先生をやっていた、敷地内の車2台分入るガレージの上、そこそこな広さのトイレもキッチンも大型のエアコンもある
そこが母親の編み物教室
一度飛鳥は母親に手編みのマフラーを習った
勿論気を引く為に
途中でわからなくなった時母親の言った言葉
[あんたはお兄ちゃんと違って出来ないから]
飛鳥は二度と編み物をしなくなった
それは大人になり、レイヤーとして、衣装を自作する程縫製が出来る様になっても変わらなかった
音楽と読書は孤独を癒してくれる唯一の趣味になった
友達は大抵ハブられ気味の子、しかいなかった
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