-3-「笑止千万 にて」

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-3-「笑止千万 にて」

【木星の南極にサイクロン集団を発見、五角形に並ぶ [3/8]】 月読 「始まりましたね───。」 エルミャ 「なにが!?なにが始まったの!?」 月読 「時は満ちたのですよ───。」 エルミャ 「なんで横罫線三つも使うの!?ねぇ気になるよ!」 月読 「NASAの木星探査機ジュノーが、木星南極の驚くべき姿を捉えました。 そこではなんと、六つのサイクロンが五角形を描くように集結していたのです。中央に一つ、各角に一つずつです。これは何かが召喚される予兆なのでは?」 エルミャ 「え?なんで!?」 月読 「え?」 エルミャ 「よくあることじゃないの!?ボク、地球に来るまでいくつかのワープ地点を経由してきたけど、そんなのたくさんあったよ! そうそう!太陽系でもね、土星!あれ面白かったよ!六角形のサイクロンがぐるぐるしてるの!」 月読 「…し、知ってましたし?なにも召喚されるわけないじゃないですか、ば、バカじゃないですカネ? お、終わりです。また逢いましょう!」 【おわり】
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