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────…エルミャの部屋
このは
「ここで読んでていいかね」
アザミ
「……」
こく
このは
「そうか…じゃ、遠慮なく」
ぺらぺら
アザミ
「……」
すすっ
このは
「…アザミも見たいの?」
アザミ
「……」
このは
「…暇つぶし、って程度か」
アザミ
「……」
こく
このは
「そう。ならここ入んなよ。ほら、このはの腕ん中」
アザミ
「……」
ちょこん
このは
「よしよし
んー…アザミ、確かに冷たいけどな。こうしてみるとほんのりあったかくていいな…」///
アザミ
「……」
くいっ
このは
「あ、あぁ。すまんすまん。マンガ読むか
えー…うわ、最初から濡れ場か…この作品にしては珍しいな…」///
アザミ
「……」
じー…
このは
「ハッ!いかんいかん!お前にはまだ早い!
いいか、アザミ。お前とエルミャには健やかに育っていってもらわなくちゃ困る。見ろ、ここら辺の人間を。どうしたらあんなひん曲がった性的成長するわけ?」
アザミ
「……異常?」
このは
「あぁ、あれは異常だぞ。デンジャラスだ」
アザミ
「……正常って?」
このは
「正常?正常な性的成長、か…
そうだな…えぇ、少なからず人前で下ネタは言わないもんだぞ。性的な発言ってのは汚らわしく、はしたなく、言うと恥ずかしいことなんだ」
アザミ
「……なんで?」
このは
「それが常識なんだ、この星のな
インプットしろ、アザミ。スケベらしきことを言われたら、恥ずかしがるべきだ。嫌悪するべきだ。オッケー?」
アザミ
「……」
こく
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