-1-「莇と二方 にて」

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────… エルミャ 「ただいま!」 女装アザミ 「……」 エルミャ 「…どうしたの!?」 アクア 「やっぱ素材がいいからさ。お姉ちゃんたち、楽しくなっちゃって」 みくろ 「似合うね、はっはっは」 エルミャ 「やめてよ!アザミ、前に女装させたら嫌がってたじゃないか!」 アクア 「つい」 エルミャ 「アザミも!なんで受け入れたの!?」 アザミ 「……好意を受け取ることは…自然だから」 エルミャ 「なるほど!自然な行為を身につけて、社会に馴染もうとしたんだね!」 アザミ 「……」 こく エルミャ 「偉いじゃないかぁ!アザミ、さすが!ボクが前に言ったことをちゃんとやろうとしてる! でもね、アザミ!アザミが苦しむくらいなら、不自然だっていいよ!まずアザミが任務を楽しまないとね!いいね!」 アザミ 「……」 …こくり くるっ アクア 「?」 アザミ 「……」 ふるふる アクア 「あ、ごめんなさい」
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