-2-「ナレーション にて」

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-2-「ナレーション にて」

【〈AI〉誤って「回転」と錯視…人間同様に 立命大など発見 [3/21]】 月読 「今回のゲストは二方家版みくさん、るいさんです。」 るい 「はぁい、こんにちは!」 月読 「ところで、蛇の回転錯視って知ってます?」 るい 「え?知りませんけど」 月読 「静止画なのに動いて見える錯視画ですよ。参考画像を載せておきますね。どうですか、ぐるぐるでしょう。」 るい 「おぉ…なんだかえっちな気分になってきました…」/// 月読 「そんな効果ないですから。 なんとですね。このぐるぐる、AIさえも欺くことが出来るんですって。」 るい 「え?AIってあの、ロボットの?」 月読 「はい。視覚情報をもとに物の進行方向や速度を予測する最新鋭AIってのがあるんですがね、これに蛇の回転錯視を見せたんですって。 そうするとなんと、『この画像は動いている』として、錯視画の回転方向や速度を予測してしまったらしいです。」 るい 「へぇっ、AIも勘違いするんですね!」 月読 「そうらしいですね。このニュースによると。 二方家には、AI…なんでしょうかね。自称アンドロイドの少年、アザミさんがいますけど。彼も錯視するんですかね?」 るい 「するんじゃないんですか?アザミさん、ねこだましすると普通にビクッてしますし もしAIが進化して、色んな感覚を感じられるようになったら…僕のスケベテクニックを定量的に評価してもらいたいですね!『コレ キモチイイ イクイク』って」/// 月読 「世も末ですね。ですが、そうですね。そういう性欲もまた、新たな発見や開発を見出す原動力となりうるのでしょうねぇ。 では、ここまで。また逢いましょう。」 【おわり】image=509646912.jpg
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