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「にしても…そんなに私と付き合いたい?私はあなたが思ってるほど、いい女じゃない。いい加減諦めて他に好きな女の子見つけた方がいいと思うけど。」
腰に手を当て、呆れた表情のさくら。しかし視線は春ではなく、美しく咲き誇る桜をしっかりと捉えている。
「まただ…またさくらさんは僕を見てくれない…僕が弱いから?それとも、僕に興味すら持ってくれてないの?」
「うん、そうね。興味無い。」
即答。さくらは答える際も、桜をじっと見つめている。
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