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好き
(あっ!そういえば恋の文、渡せなかった。)
ポケットを探しても車の中、家の中も探してもなく、どっかに落としたかもしれない。(やまもと)さん。への想いを募らせた恋の文だったのに渡せなかった。しかし彼女への気持ち(好き)って事は変わらない。
自分で自分をごまかさない事。嫌な匂いを嫌と感じ美しい色を美しいと感じる。こうした素直さが心を満ち足りないものにするのだ。そこで君子は、ひたすら自分に対して誠実であろうとした。小人は人の目つかぬところでどんな悪事でもやってのける。そして君子を見ると自分の悪いところをの覆いかくし、善いところをみせようとする
((やまもと)さん。もう昼ですよ)
(はい!)
病院で仕事をしている(やまもと)さん。イキイキとしている。最近の病院じゃベットで寝たきりの患者に食膳は届けるが手もつけずに食べなくてもサッサと食膳を看護師が引いていくそうだ。(知らんぷり!)。自分の病院の看護師だからそういう事は老人ホームに行けばってそういう気持ちでいる。しkし(やまもと)さん。は違う。昼の休憩時間に食事だけとり休む事なく、家族のいない人、独りぼっちの人に客客に丁寧にスプーンで食べらせ、お茶を飲ませたりいつも患者の心のケアも優しく接してる。
(ずっぃ)!鼻水と涙を流しなら拙者は思った。何と優しい看護師(やまもと)さんだ。べらぼぉ~め。こんな素敵な女性そうざらにいねぇぜ!ご主人様)(彼)!との恋がむすばらぁいいのさ!
患者が点滴を打ったまま器量器具をもってトイレに行こうとした時、紙を見つけた。
(うん、何だこれ!)
水色の便せんに(やまもと)さんへ。って書いてある。うん。この患者は勝手に読むのは失礼だと思いあっ!(やまもと)さんに渡そうと思った。そして渡した。
(何これ?)
文を読んでラブレター(恋の文)だわと彼女は思ったが今時ラブレター(恋の文)なんて渡す人なんていないわ。差出人は、中島祐樹って書いてあるけど知らない人。気味がわるくなった。赤く染まってる所がある。
(はっ!)
血だわ。きっと彼だわ。(好き)ってやまもと)さんもまんざらでもなかった。突然の恋、偶然の恋、いや必然の恋かもしれぬ。
しかし彼はラブレター(恋の文)を探していた。どうしようと(やまもと)さんの心に想いは着いた事を彼は知るよしもない。
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