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雨
冷たい雨が降っている。まだ寒い。彼の雨の日は田んぼで梅雨時期にトラクターで運転する事以外、休みである。何をしているか?1、酒をあおる。2、バイトに行く。3、本を読む。4、答えは1番、酒をあおるでした。ちょっとスーパーまで買い物に行き食材(肉など)を買ってくる。風呂を沸かし入り、今日はもつちゃんこ鍋だ!ゴリって(もつ)が美味くてたまらない。止まらない。今日の酒のあて。彼は幸せ者である。ここで一句
北風になびく黒髪の僕のハートはredzoon
(やまもと)さん。僕は君さえいれば何も欲しくはありません。君の心の水晶玉に僕の姿はありますか?まだないでしょう。たえず恋への憧れは賢者さえ狂わす媚薬のカクテル。
人情の常として、人は好意をいだく相手に対しては甘く、気に食わない相手には冷たい。愛する相手はやたらに敬い。哀れな相手には必要以上の情けをかける。見下している相手でも欠点をおさえ、傲慢にふるまう。こういう判断ができる人が少ない。自分の身を修められてぬ者に一家をまとめることなど所詮無理というものだ。
一方、(やまもと)さんは病院で働いていた。
((やまもと)さん。)
呼び止めたのは、前田という若い背の高い男だった。医療器具販売の社長である。ITやネットビジネスじゃなく医療と食だと思い、2,3年前に医療器具の会社を設立。この病院の医院長の甥っ子でもある。
((やまもと)さん。今度の休みの時でもいいから、この前に入院されてた患者さんが経営してる〈猫カフェ)に行きませんか?)
(えっ!それってデートのお誘いですか?)
(いや猫とかお好きと思って入院されてた患者さんも(やまもと)さん。に元気な姿見せたいって言われまして。嫌ならそれでいいんですけどね)
(いいえ!患者さんの元気な姿みるだけならいいですよ)
(OK!)
(おうおう!上等じゃねえか!猫カフェだ~!そんな猫の動物園なんでぇ!驚き、桃のき、最初のき、かっこう毛だらけでぇ~い!そんなら拙者の楽園みてぇいな(ご主人様)(彼)!の家に来な!
彼は、雨音が心に染みるそう恋には切ないブルースが心の中で流れているんだ。恋のトキメキ、情愛する人を想って人を想う眞心。きっとそうして平和な世界に彼は雨音に恋の命が寄り添いとポツリ、ポツリと雨だった。
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