1章 出会い

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「…は?」 「そ、そんなに連呼したら来ちゃう じゃないですか!」 幽霊は辺りをキョロキョロ見ながら俺に注意をしてきた 「何が?」 「あ、あれですよあれ!ほらあの、ふわふわ浮いてておどかしてくる怖いやつですよ!」 「…それってゆうれ…」 「だから声に出さないで!!」 そう言いながら俺の口を塞いで(塞いだふり)きた こいつもしかして… そう思い、俺は押し入れを漁った (確か中学の頃祭りの景品でとったやつが…あった) 「なぁ」 「どうしたんですか、少し静かにしてくださ…」 「ばぁ」 俺は押し入れにしまってあったお化けのお面をつけて幽霊に見せた 「…」 あれ?幽霊とかホラー苦手かと思ったけど違ったか?まぁさすがに幽霊本人にやっても意味無いか
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