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あとがき
「インタレスト~理想の女~」を7日間で書き終えました。
ひょんなことから始まったストーリーでしたが、いかがでしたでしょうか?
真央という女性の強さに好感を持っていただけると私としても嬉しいです。
彼女は晴馬とは幸せになれませんでしたが、晴馬との関係の中で自分にかけていた呪い(思い込みや諦め)に気付いて、自分から立ち直っていきました。
人はその時の自分とよく似た波動の者同士惹かれ合い、どちらかが成長すると関係性が解消されてしまう、という話があるのをご存知でしょうか?
憎しみ合うのも、愛し合うのも、「波動が似ている者同士」が織りなす関係なのです。晴馬にとっても真央との関係はマイナスだけではありません。「自分勝手な夜」でもそれを表現したかったのですが、うまくできていないかな…どうかな、と不安になります。(;´∀`)
理性と心が同じ方を向いていないと、言っていることとやっている事がちぐはぐになるのだと私は思うんです。真央はちぐはぐな自分を最終的には真っ直ぐに整えました。自分の人生を構成するものは不幸な過去や身の回りの事件や事故だけじゃない、今自分が求めることはなにか、今自分がやりたいことは本当にこれでいいのか、晴馬より6歳人生を長く生きている彼女はずっと大人でした。女は痛みに強いと言いますからね。(;´∀`)
初スピンオフでしたが、「ガラス色の雪」「自分勝手な夜」「10年後の初恋」の裏場面集になりました。その影響で三作品の中の真央が登場する場面では若干台詞の調整を加えています。大きな変更ではないので、不自然さはないと思います。宜しくお願いします。
最後に、真央のママは誰が殺したのか?
スピンオフ作品なのに、番外編を書いても面白そうですよね?
時間ができた時に、さらさらさらって書くかもしれません。(〃艸〃)ムフッ
というわけで、「インタレスト~理想の女~」最後までお付き合いくださってありがとうございました!感想、レビューをよければお聞かせ下さい。一言でも歓迎です。
どうぞ、皆様も良い旅を! 2018-3-28 森彗子 suiko1977
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