さくら

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「どうして、いつもここに?」 「この桜は私そのものなの」 そう答える彼女の笑顔が 「どういう意味?」 そんな質問をすることを 許さなかった。 今思えば きっと そうだった。 本当は もっと、疑問に思うべきだった。 だけど、それは許されず どんな流れだったのかすら 思い出せず 彼女と付き合うことになった。
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