2018年3月19日

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荒くなった呼吸を整えながら自らの足を水に浸していく。 冷たいのか、暖かいのか、最早そんなことを感じることもない。 ──例え私が先に死んでも、長生きしてね。 ──来世でも、絶対また恋人になろうね。 いつかはぐらかした甘い約束に今頷く。 少しでも長く生きた。 もう十分だ。 次こそは、上手くやる。 だから、僕と──
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