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「……つまり、私が光の存在としてうまれたから、その分の闇も、うまれた。それが、聖なる水のある、オウト神殿に封印された、ということね。」
“そうだ。”
“それから、これはお前のものだろう。渡そう。”
パァンッ!
キラキラ……キラキラ……
「「「あれは!」」」
「私の真樹……!」
使ってごらん。
「……はい!」
木々よ!友なる奏者を召喚せよ!leaf!!
!
「……聞こえる。」
ピューっ、ヒューッ
ピーーーーーーーーッ!
ザァァァァァッ!
「わあ……!」
「葉っぱだな。」
「けーちゃん!オトハちゃん!できたよ!」
「「うん!」」
“……これを”
「これは?」
差し出されたのは、1つの箱。
“全てを集めるまで、体に戻すのは負担が大きい。
だから、それまでここに。”
「……わかりました。」
“それと、お前には移動魔法が使えるはずだ。集まった真樹がまだ少ないから、あまり遠くは無理だろうが、隣の星にくらいは行けるだろう。”
「……ありがとう……!」
パアッ
「戻ってきたね。」
ここは、大樹さまのところに、行く前の場所。
「じゃあ、」
音羽がいいだす。
「「「行こう!!」」」
「……また、きこえ、る……。」
ヒューッピューッ!
ピーーーーーーーーッ!
ヒューーーーー!
魔方陣が、てんかいされた。
音に、包まれる。
「感じる全てを、ここに。」
パァァァァァッ
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