第1章

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お風呂が終わるとベッドに連れていかれる。 優人さんに抱き抱えられるようにベッドに座り、二人で夜景を見ながらお話して、彼の腕の中で眠るのが目覚めてからの習慣だ。 優人さんに抱き抱えるように座らされて二人で夜景を見ていた。 「優人さん、私たち夫婦だよね?」 「そうだよ、夕貴は俺の妻。」 「夫婦なのにエッチしないの?」 「夕貴はまだ俺を受け入れる体力がないだろ?」 「元気な時はどうだったの?」 「毎日してた。」 「今の私は痩せてるから魅力ない?抱きたくならない?」 「抱きたいよ!必死で我慢してるのに…」 「私…優人さんが好き。 優人さんが私を抱きたいと思ってくれるなら、私を抱いてください。」 「なんで急にそんなこと言うの? また変なこと考えてない?」 「変なこと?」 「迷惑かけるとか足手まといとか… 俺はいつだって夕貴を抱きたい。それだけじゃないよ、夕貴の望むものならなんだってしてあげたい。 自分は夕貴を愛する為に生まれてきたと思ってるんだ。」
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