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お風呂が終わるとベッドに連れていかれる。
優人さんに抱き抱えられるようにベッドに座り、二人で夜景を見ながらお話して、彼の腕の中で眠るのが目覚めてからの習慣だ。
優人さんに抱き抱えるように座らされて二人で夜景を見ていた。
「優人さん、私たち夫婦だよね?」
「そうだよ、夕貴は俺の妻。」
「夫婦なのにエッチしないの?」
「夕貴はまだ俺を受け入れる体力がないだろ?」
「元気な時はどうだったの?」
「毎日してた。」
「今の私は痩せてるから魅力ない?抱きたくならない?」
「抱きたいよ!必死で我慢してるのに…」
「私…優人さんが好き。
優人さんが私を抱きたいと思ってくれるなら、私を抱いてください。」
「なんで急にそんなこと言うの?
また変なこと考えてない?」
「変なこと?」
「迷惑かけるとか足手まといとか…
俺はいつだって夕貴を抱きたい。それだけじゃないよ、夕貴の望むものならなんだってしてあげたい。
自分は夕貴を愛する為に生まれてきたと思ってるんだ。」
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