2人が本棚に入れています
本棚に追加
30分後
再生回数が10万を超え、サイレンの音が聞こえ始める。
「戦闘開始。」
マンションを出ると、白バイクや白いモビルスーツ、白い小型ロボがちらほら・・・
そしてそいつ等は一斉に俺の方を向いた。
「鬼雲発見、鬼雲発見。SF反逆罪及ビSF侮辱罪ノ容疑デコレヨリ逮捕二向カイマス。」
小型ロボがそう言った。そして俺は右腕に付いてあるボタンを押し、右手から出る波動で小型ロボを爆破した。
「すげぇ・・・」
初めての戦い、初めての犯罪にスリルを感じた俺は爆破が楽しくてたまらなかった。その後も俺は同じ様に小型ロボを爆破し続けた。
「ハハハハ!ハハハハ!」
あ、そうそう。実はこの爆発、生物には無害らしい。殺人罪にならない様に、戦闘する時は生物に無害な攻撃をしなければならないんだと。
また、一般人のSF戦闘機の使用はSF犯罪に該当するらしいが、法律違反ではないので気にしない。
にしても楽しいな。周囲の人々は今のでキャーキャー騒いでやがる。完全に犯罪者だ、俺。
「いたぞ!すぐに捕まえろ!」
白バイク隊のお出ましだ。だが俺には関係ない。あの小型ロボと同じ様に爆破すればいいだけの話・・・大型ロボも登場かよ。コイツは厄介だ。大型ロボは他に比べて攻撃が命中し易いのだが、反面一撃が強い。素早さも他とあまり変わらねーしな・・・決めた。今日は逃げよう。
最初のコメントを投稿しよう!