【2時限目】過去問100年分!

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「姫様、やはりどこかお加減が悪いのでは?」 「ですから! 先程申したように、私のことはお気になさらずっ! あなたは、あなたのやるべきことをおやりになればよいのですっ!!」  先程とは比較にならない位の動揺ぶりで、姫が訴えかけてくる。まるで、何かを必死に隠しているかのようだ。 「…………………」 「な、なんです、その沈黙は!!」 「わ、わかりましたわ! こ、こうなったら、100年分でも200年分でもやり遂げて見せますわよっ!!」 「ふっ。やっと、心の準備が出来たようですね。よろしい。これより、取りかかっていただきましょう!」  *  *  * 「では、始め!!」  こうして、過去問【100年分】の熱い学力チェックが幕を開けた。 <おまけ:異能力総合学院合格への道・図解>image=509900934.jpg
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